新型コロナウイルスがIT業界に及ぼす影響!案件停止と仕事の変革

新型コロナウイルスが思った以上に流行しており、緊急事態宣言が発表された事から色々な所で影響が出てきました。

飲食店やイベント事業をやっている会社や個人事業は営業縮小や停止を余儀なくされ、業態を変化させざるを得ない人達も増えてきています。

そんな世界状況の中、IT業界でも徐々に影響が出てきており、少しずつ様相が変わってきました。

本日は新型コロナウイルスがIT業界に与えている影響について触れていきたいと思います。

他業界と同じくテレワークが進むIT業界

IT業界というと元々リモートワークが進んでいる業界というイメージもありますが、まだまだ現場に常駐して働くエンジニアも多い状況でした。

しかし、今回のコロナウイルスによって一気にテレワークが進み、リモートで仕事をするエンジニアが増えました。

Web系エンジニアはもちろんの事、SI業界のエンジニアにも一気にテレワークが浸透していっている状態なので、かなり大きな変革が起きていると言ってよいでしょう。

と言うのも、SI業界というのは一定数の常駐至上主義が蔓延している状態でしたので、テレワークによるリモートワークが増えるというのは業界改革とい過言ではありません。

それほどの変化がコロナウイルスによって引き起こされています。

緊急事態宣言による案件ストップと人月商売エンジニアのリリース

緊急事態宣言が発表された日、IT業界に属す企業は解除される5月6日までの営業をどうするのか選択に迫られました。

その際に5月6日まで最低限の人員での運営を決めた企業もあれば、一部テレワークによるシフト制での運営を決めた企業、完全テレワークに移行する企業などといったそれぞれの選択肢をとりました。

しかし、共通しているのが開発案件の延期や凍結。

コロナウイルスの影響により、先が見えない状況の為、必要最低限の開発案件のみを予定通りに進め、その他の優先度が低い案件についてはスケジュールの見直しや凍結を行う方向で調整が進んでいます。

そんな状況になるとエンジニアは必要最低限の確保という方向に動いていくのがIT業界の常なので、場合によっては仕事が打ち切られ始めており、エンジニアが余る状態になりつつあります。

人月商売エンジニアの安売りがはじまる

上述した状況からリリースされたエンジニアが余りつつあるので、スーパーの大安売りみたいな状況でエンジニアが安売りされている状況になりつつあります。

今回のコロナウイルスの影響で一気に市場にエンジニアが出回っている状況になっているので、需要と供給が逆転してしまい、低い単価でもとにかく仕事を獲得しなければならない状況に陥っている会社が徐々に増えてきました。

人月商売エンジニアの場合、必要なければ大量にリリースされる事になるので一気に市場に出回るわけです。

そうすると市場価値が一気に暴落し、エンジニアの大量大安売りがはじまります。

リーマンショックの時もそうでしたが、エンジニアの市場価値が暴落している時は下手すると会社ごとリリースされてしまうのでエンジニア個人の実力など関係ない状況に陥ってしまう事があります。

リーマンショックの時の状況については別途記事にして報告しようと思いますが、現時点で案件が止まっている場合はリリースされる事は覚悟しておかなければなりませんし、早めに他の事に取り組む準備をしておく事をおすすめします。

特に最近フリーランスになった人達で周囲とのパイプが弱い場合、途方に暮れる可能性がなきにしもあらずの為、自分の状況をよく顧みて対処するようにしてください。

どうしても仕事が見つからない場合、当サイトの問い合わせフォームから状況を教えて頂ければ可能な限り選択肢を提案したいと思います。

Webエンジニアにとっても他人事ではない

人月商売エンジニアについて語ってきたのでWeb系のエンジニアなら大丈夫だろう。

そう思っていると場合によっては痛い目にあいます。

と言うのも、Web系企業の場合、自社サービスの状況にかなり左右されてしまうからです。

今回のコロナ関連で言うと飲食系やイベント系、外出を基本としたマッチングサービスなどを自社開発サービスの主軸として展開しているWeb企業の場合、展開しているサービス内容によっては一気に業績が傾く事態になっています。

一方でデリバリーや在宅でもできるマッチング関連のサービスはコロナウイルスに影響される事なくサービス展開できるでしょうし、デリバリーについては需要が一気に増加しているので業績は上がっていきます。

今回のコロナウイルスによって大きく影響を受ける企業とそうでない企業が存在しているので、自社開発しているサービス内容を今一度見直してみてください。

これからのIT業界予測

コロナウイルスによって徐々に影響が出始めているIT業界ですが、大きな影響が出るのはこれからです。

リーマンショックの時もそうでしたが、IT業界はこういった世間的に大きな打撃を受ける事象が発生した際にはすぐに影響を受けない業界です。

はじめのうちはあまり影響がないように思えるのですが、大体3か月後ぐらいに影響が出始め、求人が減ってきたり仕事がなくなったりしてきます。

今回のコロナウイルスの場合、終わりが見えない長いトンネルに入ったようなもので、テレワークの加速というメリットをもたらした上で更に求人が淘汰されていくものと予測されます。

そもそも現在のIT業界は無駄にドキュメントを多く作ったり、やらなくても良い仕事をしている面が多少なりともあるので、そういった仕事が淘汰される事によって最低限の仕事に絞られていくものと予測されます。

そうなると従来必要であった人員が必要なくなり、本当に必要な人員のみに仕事が回る事になるので一気に不要とされるエンジニアが世間に排出されエンジニアの大安売りが止まらない状況となるでしょう。

その一方で世間に一気に広まった慣れないテレワークに対する課題が徐々に表面化してくるはずで、テレワークを運用していくにあたっての課題解決ができる企業やセキュリティ面、設備面に強いIT企業にとっては大きなチャンスが巡ってくるはずです。

IT業界にとっても大きな転換期となっている事は間違いないはずなので、自身の立ち位置をよく考えた上で動いていく必要が出てきます。

自身の会社や自分自身がコロナショックによって優位性のある位置にいるのかはたまた崖っぷちにいるのかによって取るべき戦略は変わってくるので、そこのところをよく考えて今後の動き方を計画してみてください。

まとめ

コロナウイルスによる世界の変化はまだまだはじまったばかりです。

感染者の減少が見られない状況では緊急事態宣言の適応時期は延長するしかないと予測される為、来るべき時に備えてやるべき事をやっておきましょう。

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