【クラウドテック評判・口コミ】リモート・週2~3案件獲得の柔軟性が売り!株式会社クラウドワークスのフリーランスエージェント

今回は最近よく名前を聞くクラウドテックに面談に行ってきましたので、その際の話を書こうと思います。
結論から言うと
リモート案件や週の稼働が少ない柔軟な働き方をしたいフリーランスエンジニア
にとっては良いエージェントだと思います。
本記事のポイント
- クラウドテックはリモート案件を多数保持
- 週2~3案件など柔軟な働き方の実現が可能
- デザイナー案件やライター案件も保持
- IT業界未経験者には紹介案件がない為、転職を推奨される
*クラウドテックに相談に行く!*
クラウドテックの基本情報は?
クラウドテックはクラウドワークス
でも有名なクラウドワークス株式会社が業務委託系のフリーランスの仕事を仲介する為につくられた新たなエージェント会社です。
クラウドワークスと言うと登録者同士が仕事の受発注を行う仕組みですが、クラウドテックはフリーランスエージェントに特化した会社となっています。
東京、大阪、福岡に支店を構えており、首都圏、関西圏、九州圏、東海圏の案件を中心に取り扱っているエージェントになります。
もともとはクラウドワークスの方が社名でもあり古くからやっている案件紹介サービスですが、サービスが軌道に乗るにつれてフリーランスの方たちの適切な支援が難しくなってきた事を受け、クラウドテックというエージェントを作ったそうです。
【フリーランスエージェント】クラウドテックのおすすめポイント3点
クラウドテックのおすすめポイント1・並行案件参画が可能
クラウドテックは週2~4の参画案件も多いため、他の仕事と掛け持ちで並行で請け負う事が可能です。
週5案件に参画する事で安定した仕事を得られますが、一方でスキルアップや将来への投資など他にやりたい事に時間を使えなくなってしまう場合もありますよね。
クラウドテックなら以下のように複数案件を受託する事で教授できるメリットがあります。
フリーランスとして1つの仕事だけでなく様々な案件で売上を上げる事ができる
複数の案件で実績を積む事ができる
スキルアップ案件と並行して案件を推進できる
クラウドテックのおすすめポイント2・リモート案件が獲得しやすい
クラウドテックで獲得した案件は88%がリモート案件です。
近年のコロナウイルスが流行する前からリモート案件の保持率は全てのエージェントの中でも随一なので、リモート案件を獲得したいエンジニアはクラウドテックに相談しに行くのが一番の近道です。
案件内容もエンジニア向けのものもあれば、デザイナーやクリエイター、ライター向け案件もある為、様々な業種に対応してくれます。
クラウドテックのおすすめポイント3・全ての手続きがオンライン対応可
クラウドテックは全ての手続きをオンライン対応してくれる為、会員登録~案件獲得まで全てのフェーズでオンライン対応してくれます。
案件参画してからも事務処理サポートやキャリア面談、クラウドテックが誇る福利厚生手続きなど、全てオンラインで完結するように環境が整えられています。
クラウドテックのメリット・デメリット
クラウドテックのメリット1・商流が深い案件は基本的にお断り
クラウドテックは商流が深い案件は基本的に取り扱っていないそうで、エンドユーザー直請案件か2次請ぐらいまでの仕事が多いそうです。
基本的に商流が深くなるという事はマージンも増えるし、トラブル発生時の対応も間の会社を挟む分大変になる為、お互いの利益の為にも商流が深すぎる案件は避けているとの事でした。
商流が浅い案件の方が上限単価も上がってくるので、あまり深くない案件を多く提案してくれるというのは嬉しいポイントですよね。
クラウドテックのメリット2・稼働が週2、週3、週4といった案件も多い
クラウドテックでは週5案件の数が多いには多いという状況です。
しかし一方で1週間の稼働時間が短めな週2、週3といった案件も全体の3割~4割ぐらいの取り扱いがある
との事で他のエージェント会社よりも案件数自体は多いです。
週5以外の契約ができる可能性があるというのはありがたいですよね。
案件実績によって交渉する事も可能だとの事で、はじめの1ヶ月~3ヶ月で結果を出して交渉されるエンジニアも結構いらっしゃるとの事でした。
週5以外の案件の場合は以下のように週5の基準時間となる140~180時間に0.8がけで契約時間をスライドさせていくそうです。
週5 | 140~180時間 |
週4 | 112~144時間 |
週3 | 84~108時間 |
週2 | 56~72時間 |
クラウドテックのメリット3・独自の情報を獲得できる
クラウドテックでは独自の情報交換網であらゆる情報を得る事ができます。
例えばAWSやGCPといったクラウド環境の台頭により、インフラでもリモート対応が可能な環境が整いつつある事について海外とも情報共有をしてトレンドを追っていました。
海外では更に環境が整っており、特にヨーロッパではインフラでもフルリモートがほとんどな状態となっているようで、多様な働き方としては日本は遅れていると指摘されたそうです。
オランダやフィンランド、アイスランドなどで働いているエンジニアはほとんどがリモート対応可能な環境に身を置いているとの事で、
海外在住のエンジニアからクラウドテックに対してリモート対応可能な案件がないか?
と問い合わせが来るそうです。
ヨーロッパでは特にAWSやGCPへの移行がほとんど完了している事から顕著に表れているようですよ。
クラウドテックの担当者の方も日本が遅れている事を指摘しながらも、あと5年もすればそのような環境がメインになっていくのではないかと考えられていました。
上記のようなフルリモート環境が出来上がればどこにいても仕事ができるので、エンジニアとしてはありがたい事この上ないですよね。
クラウドテックのデメリット1・単価報酬は安め
クラウドテックでは実務経験がないエンジニアや1~2年程度のエンジニアはフリーランスに推薦せず正社員として勤める事を推奨すると取り決めています。
クラウドテックの単価は平均45万ぐらいと他のエージェントと比較すると若干安めで公開されています。
しかしこれには事情があって、クリエイターやデザイナー案件で単価が安い仕事を含めると上記のような数字に落ち着くという話でした。
実際、エンジニアであれば55万円前後が平均になるそなので、そこまで突出して安いというわけではなさそうです。
中には週3稼働で90万ぐらいの高単価案件もあるとの話なので、自分が持っているスキルによっては高単価案件を狙えるかもしれません。
クラウドテックのデメリット2・業界未経験のエンジニアは案件獲得が不可
クラウドテックではIT業界未経験のエンジニアには案件の案内ではなく転職、就業を進めています。
最近はオンラインのプログラミングスクールやエンジニアスクールが増加してきた為、実務経験が浅いエンジニアのフリーランス志望も増えてきたと語っていました。
中には実務経験がない状態でスクールを出たばかりの未経験エンジニアがフリーランスとして登録するケースもちらほらだとか。
そこで、
「未経験エンジニアや1年程度のエンジニアでも案件を案内しているのか?」
という質問をしたところ、
「そういったエンジニアにはフリーランスとしての案件は案内していない」
と回答を頂いています。
理由としては、「組織の中でしっかりとした基礎を教えてもらい、経験を積んでからフリーランスになった方がいい」という考え方が根本的に浸透しているとの事です。
もともと業務委託というのはプロとして仕事を受け、確かな結果を残す事を約束する契約なので、「基本動作ができないエンジニアはプロとしての働きができない」と判断しており、フリーランスの基準を満たしていない。
実務経験がないエンジニアはIT業界の基本を知らない為、他の業界で当り前でもIT業界で当り前でない部分やIT業界で当り前の事といった仕事の基礎を疎かにしてしまい、エンジニアとして働く以前の部分で躓いてしまう可能性を捨てきれない。
これらの理由からクラウドテックではフリーランスとしての案件紹介ができないと判断しているわけです。
確かに近年はエンジニア志望が増えてきた為か職業訓練校やオンラインスクールで学んだ人がエンジニアになるケースが増えていますが、そもそも基本的な仕事のやり方や業界の慣習、プロジェクトの進め方といった基本的な事を知らずに入ってくる方も見受けられます。
しかし、
「WBSって何?」
とか
「ウォーターフォール開発、アジャイル開発の基本的な進め方がわからない」
では実務を進める上で辛いものがありますし、実際そういった事はフリーランスになると自分で知識を蓄える事が当たり前で誰も教えてくれません。
下手な質問をしてしまうと周囲に実力がバレてしまい、契約を切られます。
そのような方が活躍するには、基本を学ぶ必要があると思いますし、フリーランスになる前に学ばなければならない事も多くありますよね。
上記のような考え方の中で運営されているクラウドテックはフリーランスエンジニアとしてのあり方が明確になっているエージェントだと言えます。
クラウドテックの運営会社概要
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
資本金 | 26億9,126万円 |
代表取締役社長CEO | 吉田浩一郎 |
設立年月日 | 2011年11月11日 |
クラウドテックのよくある質問
クラウドテックとクラウドワークスの違いは何ですか?
クラウドテックは企業との業務委託契約を前提としたエンジニア専門のサポートサービス。
クラウドワークスは単発かつ在宅での仕事の発注者と受注者を繋ぐ案件サイトとなっています。
売上サイトとマージン手数料は?
クラウドテックの売上サイトは15日でレバテックをはじめとしたエージェントと同様です。
マージンは非公開ですが、大体10パーセント前後が目安になります。
クラウドテックがマージンを取りすぎる事により現場のお客様との間に仕事の期待値にギャップが生まれてしまう事を懸念している為、マージンをそこまで多くとるような事はありません。
東京と大阪の単価の違いはある?
以下の記事で書いたように東京と大阪の単価の開きは10万~15万程度あるとの話で、クラウドテックの担当者も同様の見解を持っています。
クラウドテックで取り扱っている案件数自体も半分が東京の案件だそうで、全国的にも首都圏は恵まれているという話をされていました。
関連記事:大阪拠点で働くフリーランスエンジニアの単価事情について!現役フリーランサーが赤裸々に告白!
また福岡の方に行くと更に10万ぐらいの開きがあるそうで、東京なら70万~75万ぐらいで募集している案件が福岡では50万ぐらいだったりするそうです。
恐るべし地方格差ですね。
クラウドテックは名古屋には拠点は置いていませんが、案件としては募集が豊富だそうで、名古屋は人手不足が甚だしい為、正社員もフリーランスもどちらも募集が盛んだそうです。
トヨタ系列お仕事が多くなるとは言っていましたが、近年ではベンチャー企業も進出してきている為、名古屋で仕事を探すならすぐ決まるとも仰っていましたよ。
クラウドテックに登録したエンジニア同士の交流はありますか?
エンジニア同士の交流会は適度に行われています。
飲み会では社員やフリーランス関係なく集まって話をしており、情報交換の場となっています。
近年ではオンラインでのイベントを中心に開催しており、コロナ対策もバッチリです。
勉強会や情報交流会は今後もオンラインで取組みを広げていきます。
最低稼働時間は140時間~でしょうか?
クラウドテックを利用する場合、最低稼働時間は140時間~180時間で契約するケースが多いです。
クラウドテックとしては最低時間が160時間だと8時間×20日と稼働日数が20日になる事から、少し祝日が入ると160時間を割ってしまい、フェアではないと考えているとの基本的な考え方が浸透しています。
160時間の壁を超えるのは一度契約してからだと難しい為、クラウドテックがはじめから交渉してくれるのは嬉しいですね。
最近話題のリモート案件の実態は?
クラウドテックではフルリモート案件や一部リモート案件がほとんどを占めます。
基本的には東京の案件が多いとの事ですが、交渉次第で週1~2をリモート、その他の日を現場といったような働き方を可能になるように日夜交渉を続けていっています。
最近は大阪をはじめとした関西圏でも徐々にリモート案件が増加傾向にある為、今後も案件増加を目指してくようです。
リモート案件としてはやはりWeb系の案件が多いとの事ですが、徐々に他ジャンルの案件もリモート中心になってきており、今後も様々な案件でリモートでの取組みができるように広げていくとのことです。
まとめ:柔軟な働き方を求めるフリーランスはクラウドテックの登録必須です
せっかくフリーランスになったのだから柔軟な働き方を模索したい。
稼働日数が少ない案件を希望したい。
リモート案件を希望したい。
といった願望はフリーランスの方なら誰しも抱くものかと思います。
クラウドテックはそういった願望や希望に沿った提案を2人③脚で提案するように一緒に動いてくれるエージェントだと思います。
現在よりも柔軟な働き方をしたいフリーランスエンジニアの方にとっては何らかのヒントや良い提案があると思いますので、クラウドテックに登録してまずは相談してみてはいかがでしょうか?