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大阪拠点で働くフリーランスエンジニアの単価事情について!現役フリーランサーが赤裸々に告白!

今回は大阪で働くフリーランスエンジニアの単価事情について赤裸々に話してみようと思います。

大阪のエンジニアの単価事情やどういった形で単価が決まっていくのか?交渉するタイミングはいつがいいのか?などといった情報をまとめてお伝えしていきますので、現役フリーランスやフリーランスになろうと思っているエンジニアにとって貴重な情報となると思います。

大阪は東京と比較するとIT業界全体の平均単価が10万~15万程度安い!?


東京と比べてどうなのか?と言われると平均して

10万~15万程度単価が安い

というのが大阪の単価相場です。

これはIT業界全体に言える事で、そもそも大阪の仕事はシステム開発に対する予算が東京案件と比較して少ない事が多いです。

安いというのは具体的にどういう事かと言うと、

同じスキルでも東京で案件参画すれば10万円、うまくいけば15万円程度高い状態

で案件に参画できる可能性があり、

「同じような仕事をするなら東京の方が全体的に単価が高いよ」

と言える状態だという事です。

東京でも大阪でも仕事を受注している経営者、事業主、営業の方々が口を揃えて上記のような状態だと言っており、価格面に関しての東西格差が激しいのがIT業界の特徴とも言えます。

そもそも業界全体の案件数自体が東京の10分の1程度の数だと言われており、いかに東京の仕事が多いのかがわかる結果となっています。

実際に本当にしっかりと数を数えてみたら3~4倍ぐらいでは?という見方をする関係者も多いですが、それでも大きな差があるのが現状ですね。

それぐらい東京と大阪には業界内での差があるという状況だと認識しておいても極端な話ではありません。

特に単価の差が出てくるのがpythonやRubyなどの案件。

東京だとかなり単価が跳ね上がる案件がある中で、大阪ではそこまで大きな単価の跳ね上がりがないのが現状です。

逆に昔から安定的に一定数の案件があるJavaやPHPなんかはあまり東西での差が出にくいと言われています。

この辺りは時流なので、今後状況が変われば変わってくる可能性もあります。

大阪でエージェント経由の65万円以上は好待遇?

続いてフリーランスエージェントを経由した契約の話。

通常エージェントを経由するとマージンを支払った上での受注となりますが、この

マージン込みで65万円以上の単価

は結構な好待遇になりがちなのが大阪の現状です。

以前「フリーITエンジニアの月額相場65万は適正か?」という記事を書きましたが、エージェント経由で案件獲得している場合、65万円は大阪では結構上位に入ってくる額です。

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案件数が東京の10分の1程度と言っても過言ではない事を考えると上記の月額相場の平均を押し上げているのは東京の案件だという事ですね。

大阪でエージェント経由で高単価の案件となるとPMO案件コンサル案件になってくるので興味がある方はその辺りを探してみると良いです。

ちなみに普通の開発案件などでもエージェントを経由せずに直接企業と契約する場合、65万円という相場を超えてくる事もそれなりにあります。

よって単価を追い求めるなら企業との直接契約を結ぶ事を目指すと良いです。

後述しますが大阪は人情で回っているところもありますので、直接契約して信頼を得る事で長く契約を続けているフリーランスエンジニアも多いですよ。

大阪の案件単価設定の特徴について

大阪独自のボケの文化が昔から栄えているように、IT業界においても大阪独自の文化というものがあります。

どちらかと言うと義理や人情を大事にする文化が根付いており、単価交渉についても以下のような特徴があります。

  • 初期単価が安い
  • 単価も値切る
  • 基本的に長期継続傾向
  • 参画していた案件で基本単価が決まる

初期単価は安く見積もられる傾向にありますので、交渉力がものを言います。

よって交渉が苦手な人はエージェントを複数利用したり、単価比較をしながら参画する案件を決めた方が良い結果を生みます。

よくわからないまま単独で交渉した場合、単価の相場が安く見積もられがちですし、同じような案件に入った他の担当者と単価が全然違うなんて事態を引き起こしかねません。

また一度入ってしまうと単価交渉時に一気に10万円アップみたいなことは難しいので、最初に入る際の単価は慎重に交渉しましょう。

単価アップの時期は決まっている?

単価アップの時期は参画する案件のオーナー企業により大体決まっており、

エンドユーザーが単価アップする交渉を受け入れる時期は年度のはじめ

となっている場合が多いです。

例えば4月から1期目が始まる場合は4月からの単価交渉をする時期、直前の2月~3月ごろに交渉になります。

よって単価アップを伝えるならそのタイミングというのが一般的で、暗黙的に1年に1回といったルールがあったりと業界内の一般常識みたいなものがあります。

エージェント自体が2次受け、3次受けとなっている場合はこの限りではありませんが、1年に1回程度の交渉が通るという暗黙の了解みたいなものがある事がわかっていると交渉しやすいので覚えておきましょう。

初期単価からの交渉は?

初期単価が決定し、いざ仕事がはじまった際に、単価以上の能力が要求される。

こんな経験をすることもあると思います。

そういった場合、とにかく最初の3ヶ月で役割を全うし、しっかりと現場の責任者に報告を続ける事が大切です。

そして初めての更新の際に単価交渉をするようにしてください。

初めの一年は単価交渉の暗黙のルールからは外れてくるので、3ヶ月のタイミングでも思い切って交渉する事が可能です。

初期単価はどうしても様子見な金額になっている事も多いので、単価以上に能力が必要な仕事が割り振られた場合は単価交渉を行うチャンスだと思って積極的に結果を出すように動き、更新時に単価交渉を行いましょう。

初年度の単価というのは意外に上がる余地を残しているもので、働きぶりを認められさえすればすぐに単価が上がります。

大阪は狭い世界で案件が回っている

大阪で仕事をする場合、一つ覚えておきたい事があります。

それは、大阪は思った以上に狭い世界で仕事が回っているという事です。

東京ではほぼほぼないかと思いますが、大阪ではある案件で出会った人に他の案件でも出会うという事が頻発します。

また同じ現場に違う会社やエージェント経由で入ってくるなんてエンジニアも結構多いです。

私の周りでも次の現場に行ったら現在の現場で働いていた人がいた!!

とか

以前働いていた人が同じ会社の別フロアにいた!!

といった経験を何回もしています。

特に梅田や新大阪なんていうのは地域柄キーワードになりやすいですし、多くの人が何回も出入りしている場所になるため、顔見知りが多数なんて事態も多く発生しています。

裏を返せば、あんまり下手な事をして変な噂が広まると、どこに行っても案件に参画できないぐらい変な噂が回ってしまう事もあるので注意が必要です。

以前、準委任契約を結んでいるフリーランスエンジニアが「契約下限の140時間しか働きません」と言って最後の数日間いきなり来なくなった事があり、現場はてんやわんやでフォローに追われました。

そのエンジニアが言っている事は間違ってはいませんが、その現場を上記のような理由で勝手に抜けた事で、現場に関わっている企業やエンジニアから名前を覚えられ、関係者からは確実に仕事をもらえなくなりました。

将来的にそのエンジニアがどうなるのかはわかりませんが、一時の行動で多くの信頼を失ったため、将来的にどこかで皺寄せがくるでしょう。

企業に守られていないフリーランスは個人名で名前が回るので、過去の悪い評価は一生ついて回ります。

エンジニアが顔なじみになるという事はエンドユーザー間でも情報がまわりやすいぐらい狭い世界という事でもありますので、変な噂が回らないように立ち回りは注意しましょう。

個人契約をしてくれる企業も多い

エージェント経由でも多くの案件に参画する機会を得る事はできますが、意外に個人事業主と直接契約を結んでくれる企業も多く存在しています。

私の周りでも企業と個人契約を結び、働いているフリーランスエンジニアが多く存在しています。

その場合、エンドユーザーの1次請の企業と直接契約を結んでいる事が多いため、当然単価もそれなりの額が見込めます。

特に創業間もない企業なんかは即戦力を採用したいことからフリーランスに頼っている部分があります。

その為、単価については融通をきかせてくれる企業も多く、お互いにメリットを享受しやすい状態となります。

パートナーシップも築きやすいため、信頼できる企業を見つけるという事を目標に活動していく事もおすすめです。

エージェント経由で参画する事と個人契約を企業と行うのとではそれぞれメリットデメリットがある為、詳しく聞きたいかたはページ上部の問い合わせから問い合わせくださいね。

大阪拠点で働くフリーランスエンジニア単価事情まとめ

大阪のフリーランスエンジニアの単価事情についてまとめてみました。

東京と比較すると単価は安めですが、その分継続案件が多いようですのでしっかりと実力をつければ案件に困る事はないと肝に銘じて活動していきましょう。

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