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ITエンジニアなら知っておきたい技術以上に大切な7ルール!

ITエンジニアとして生きていく為に技術は必要ですが、実はそれ以上に大切なものがいくつかあります。

本記事ではITエンジニアなら知っておきたい技術以上に大切な事7選と題して

IT業界で生き残っていく為に必要な知識や行動について紹介していきます。

的確なコミュニケーションができる事

ITエンジニアとして技術以上に大切な最たるものが的確なコミュニケーションができる事です。

この場合のコミュニケーションとは、誰とでもすぐ仲良くなれるとか気さくに誰にでも話かけれるというようなコミュニケーション能力ではなく、お客さんやチームメンバーと

認識齟齬が発生しないように仕事を進める事ができたり、
必要なタイミングで報告ができたり、
トラブル時に状況を正確に言葉で伝える事ができたり

といった認識齟齬を興さず必要なタイミングで話す事ができる能力の事です。

もちろん誰とでも仲良くなれたり、気さくに話しかけたりする事ができる能力も大切ですが、上記のような仕事面における正確なコミュニケーション能力の方がより求められる傾向にあります。

「こんな事当たり前じゃん!!」

という声も多く聞こえてきますが、相手が欲しいタイミングで正確な報告ができたり、正確な状況伝達を行う事って意外に難しいですし、想像以上にできていないエンジニアが多いものです。

報告しているつもりになっているエンジニアも多いので、意外に穴場のスキルです。

相手が欲しいタイミングで上記のようなコミュニケーションができるエンジニアは非常に重宝されますので、意識してみると仕事上での役割もキャリアも変わってきます。

文章で表現できる事

エンジニアをやっていると言葉だけでなく文章力が求められる場面が意外に多いです。

設計書を書く時も文書ですし、プリセールスなんかをやっていると提案書をはじめとした説明資料を作る事も多いので尚更文書力が求められます。

この際に、専門的な言葉を使わずに伝えたい事を伝える文書を書けるエンジニアは強いです。

特にシステムを入れる前の企画段階の場合、相手がエンジニアではなく経営層や管理職のITを知らない人達である事がほとんど。

そういった人たちの稟議を通さなければシステム開発の仕事にならない為、その人たちが理解できるように文章を書く能力は必須とも言えます。

エンジニアでやりがちなのが、専門用語を使いまくって、専門知識がある人以外が読んだら全然わからない文章になってしまっている事なんですよね。

資料を作ったものの専門用語ばかりを使ってしまい、それらの専門用語を説明するのに更に資料が必要で説明にならない・・・みたいな。

そんな資料を作った所でITの知識が少ない人たちには伝わらないので、結果的に仕事をとり逃す事になるわけです。

エンジニアとして仕事を獲得するためには文章力は必須。

文章が得意なエンジニアはこれからも重宝されるので、意識する事でキャリアアップを図れます。

体力がある事

エンジニアの仕事は体力勝負です。

納期が近づいてきた時には徹夜で仕事を終わらせる事もありますし、日々の仕事の中で残業が発生する時もあります。

結構泥臭く日々の仕事をこなしているのがエンジニアの仕事の実態です。

時には数時間の仕事の遅れが致命的になってしまう事もある為、体力がなくてダウンしてしまうと仕事に大きな影響を及ぼす事になり、多くの人に迷惑をかけます。

特にIT業界はある程度の年齢や立場になっても夜間作業の責任者として連絡を待たなくてはならなかったり、実際に現地で作業を行ったりする事もあり体力は何歳になっても必要です。

そんな時に倒れてしまっては大問題ですし、今後の仕事にも影響を及ぼしてしまいます。

大きな仕事に影響を与えない為にも日々の体力づくりを意識しておくと良いでしょう。

健康を害していない事

体力と共通する部分がありますが、健康面でもちゃんと仕事ができるかどうかは重要な要素です。

持病がある場合のケアだけでなく、日々健康面に気を遣って規則正しい生活を送れているかどうか?はエンジニアの日々の仕事態度に影響しますし、仕事のパフォーマンスにも影響します。

結構、このパターンで病気になって途中離脱してしまったり、うつ病になって仕事ができなくなってしまったりといったエンジニアが定期的に発生するのがIT業界の状況ですので、健康的な身体でずっと仕事を続ける事ができているのは1つの武器になりえます。

定期的に健康診断に行くとか、日々バランスの良い食事を心がける生活にして健康を害さないようにしましょう。

IT業界の仕事の流れを知る事

shigoto no nagare
仕事の流れを知る事

IT業界がどういった仕事の流れで自社に対して仕事の発注がされているのか?

を知る事で自社の立ち位置や転職、独立の際にどういった企業と取引をしていけばよいか?

がわかるようになります。

現在自分が携わっている仕事がそもそもどういった経緯で発生し、自分はどの立場で参画できているのか?を知る事は今後仕事を獲得していく為にも参考になる情報ですし、仕事の単価を上げていくのに必要な要素です。

自分たちの立ち位置について「お客様から直接仕事を受注できているのか?」といった観点で現在地を把握する事により、今後の自分たちの立ち回り方が変わってきます。

IT業界では多重請負構造による搾取構造が問題になっていますが、そもそも元受けとなる為にお客様が直接取引を行ってくれないと成立しないのです。

特に大手企業は直接取引する企業についての明確な基準を設けている為、物凄く高度な技術を持っていたり、スーパーエンジニアがいたとしても、会社の規模によっては「直接取引できない」の一言で取引が成立しない場合があります。

上記のような場合、必然的にお客様と自社との間に1社挟み間接的に取引を行う事になる為、単純に会社の技術力以外の要素が取引に影響してきます。

技術以外の要素が取引に影響している事を知る事で、仕事を獲得するのに必要な技術以外の要素がだんだんと見えてくるようになるので、仕事を獲得できるエンジニアとして活躍する事ができます。

 

 

IT業界のお金の流れを知る事

仕事の流れを把握する事に繋がりますが、同時にお金の流れを知る事も重要です。

自分がやっている仕事がどれぐらいの価値を持つのか?
どれぐらいの時間単価でやるべきなのか?

という事を把握していないエンジニアが多いので、この観点を知るだけでエンジニアながら営業観点を持つ事もでき、市場価値が上がりますし、そもそも仕事獲得する上で必要なコスト感覚を手に入れる事ができます。

実際にお金の流れを知る事で、売上アップをしていく為の施策を練る事に繋がる事以外でも

自分の仕事にかける事ができる時間的コスト品質コストを明確化する事ができるので結果的にエンジニアとしての能力アップにも繋がります。

更に抑えておきたいのが以下のポイント。

  • 自分がやった仕事に対する支払いの大元はどこになるのか?
  • 自分が納品したアウトプットを売上換算するとどうなるのか?
  • 売上を上げる為に使った時間は何時間か?

 

上記を抑えておく事により、自分のアウトプットが1カ月あたりどれぐらいの売上に換算されるのか?を知る事ができる、会社の売上の仕組みがわかる為、社内の給与査定や転職時の給与交渉、フリーランスにおける単価交渉など様々な場面で役立ちます。

キャリアプランを明確にする事

最後に大切な事は自身のキャリアプランを明確にする事。

もしかしたらこれが一番重要かもしれません。

会社員であろうがフリーランスであろうがキャリアプランを明確にし、目指すべき位置を決めなければ先はありません。

    • 技術者としてスペシャリストであり続けるのか?
    • それとも幅広い技術と管理力でゼネラリストを目指すのか?
    • はたまた将来は経営方面へと進むのか?

現時点で考えるだけでも、様々なキャリアプランを練る事ができると思います。

将来的にどのようなエンジニアでありたいのか?がはっきりしていないと、40代、50代になった際に方向性が定まらなくなり、よくわからないけど仕事がとれないエンジニアになってしまいます。

特に管理者ではなく技術者としてスペシャリストであり続けたい場合、現在自分のメインとしている技術以外にも将来に向けて身に着けるスキルをいくつかピックアップしておきましょう。

その際に偏った知識だけでなく、ある程度幅広く専門的になる事を目指すようにしてください。

何故かというと、日本においてある程度の年齢に差し掛かった場合、どうしても管理スキルを求められ、技術スキルについては若手に任していく傾向にある為、将来的に偏った技術だけでは市場価値が落ちる可能性が高いからです。

現在主流となっている技術が10年後20年後にどのような状況になっているかはわかりません。

10年後20年後には廃れてしまい、ごくわずかしか必要とされない場合も考えられます。

その「ごくわずか」な椅子に座れているかどうかは運の要素がかなり強くなる為、一辺倒なスキルではなくある程度の幅広く時流に乗ったスキルを身に着けるプランを立てておく事によって第一線で活躍し続ける事が可能です。

 

まとめ

ITエンジニアとして生きていくために技術以上に大切な事についてまとめてみました。

エンジニアとして技術が大切なのはもちろんの事ですが、それ以上に考えておくべき事を考えておかないと技術があっても不遇な想いをして生きていく事になります。

そんな状態にならない為にも、技術以上に大切な事を頭に入れて日々磨いていきましょう。

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