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テレワークは意外としんどい?表面化した問題点8つは必ず解決が必要!

新型コロナウイルス対策の1つとして推奨されているテレワーク。

第2波と言えるぐらいに感染者が増えてきたことから、政府からも7割の在宅ワークを推奨すると指針の発表もありましたが、実態そこまで浸透してない印象です。

明確な指針を出してきたのは良いものの、7割という数字を達成するのは企業側だけでなく、社員の人たち一人一人の理解が必要になるので単純に指針の発表だけではうまくいきません。

実際、緊急事態宣言が解除される日が近づくにつれて街中に出る人が増え、実質的に元に戻ったのでは?というぐらい解除後には人が溢れましたし、最近は人通りだけで言えばほぼ元通り。

テレワークが当たり前の企業は一部のみで、あとは普通に勤務している状態となっています。

では一体なぜテレワークは浸透しないのか?

テレワークが浸透する為の弊害になっている問題点について触れていきたいと思います。

その1 オンラインコミュニケーションがめんどくさい

最も露呈したのがオンラインでのコミュニケーションに対して苦手意識がある人が多い事。

偉い人だろうが新人だろうが、オンラインでのコミュニケーションが下手な人にとってはテレワークは効率の悪いものに思えてなりません。

根本的に対面じゃないとダメだと思っている人も一定数いるので、余計に拍車をかけているようです。

そして、テレワークをやってみた結果、文書だけでコミュニケーションをとるのに慣れていない、思ったより苦手だったという人も露呈したことでテレワークに対して効率が悪いイメージがついてしまった所も多いです。

LINEやchatwork、メールなどでやりとりする文書では、対面で得ることができていた細かなニュアンスや感情が伝わらない為、仕事するに当たって致命的な状態になったりしているわけです。

ちなみに報告する方もそうですが、報告を受ける方も読解力や行間を読む能力が必要なため、二重でストレスになっている場合もあり、浸透しない会社ではテレワーク自体をやらなくなっていたりもします。

一方でうまくいっている会社では、テレワークならではの設備やツールを取り入れていたり、ちょっとした会話のようなやり取りをオンラインでできていたりと様々な工夫がなされています。

その2 生産性がないと思っている

テレワークになると相手の手の動きがわからない分、仕事をしているのかわからない、進んでいるのかわからないという事態が発生してます。

その結果、生産性が下がっているのではないか?という話が上がっている状態です。

特に経営層や管理職といった報告を受ける側からすると、テレワークをやっても仕事が進んでいるかという実態がつかめない事が大きな弊害となり、結果、テレワークの推進自体をやめてしまうパターンもあります。

従業者からするとアホらしい話ですが、世の中トップ層が理解できないものら取り入れられないのが世の常。

結果、テレワークは仕事効率が悪いとされ、推進しない選択肢を取る企業も少なくないのです。

もしテレワークが受け入れられない場合、受け入れている会社のモデルケースとうまくいっている理由を聞いてトップの理解を得ないと推進は難しいでしょう。

その3 仕事ができるできないの格差

普段とは勝手が異なるテレワークのスタイルは仕事ができる人とできない人の格差をより生む事になっています。

普段から仕事ができる人はよりできる人に、普段から仕事ができないとされている人がよりできない人になっているパターンもありますが、驚くべきはその逆も発生しているという事です。

普段仕事ができないとされている人がテレワークになったら無双していたり、普段仕事ができるとされていた人がテレワークになったらイマイチという評価をされていたり。

様々なパターンが存在しますが、テレワークに取り組んだ事によって、できる人とできない人の差がはっきりとわかるようになったと口をそろえて言います。

そして、できない人の場合はどこまでいっても仕事が進まないという事象が発生している為、テレワーク自体をやらない方がマシという結論に至ってしまうわけです。

テレワークになって無双状態で仕事している人は、ある程度自力で考えて仕事を推進できる人のため、これからは貴重な人材となっていくでしょう。

その4 評価基準の曖昧さ

上述したような理由から、テレワーク時の仕事の可視化ができていない分、評価をしにくいという声がよく上がっています。

テレワークは過程を見る機会が減る為、仕事のアウトプットや結果を見ての評価になるのでかなりシビアな評価が返ってくる事は想像に難くありませんよね。

特に結果を伴わない人の場合、厳しい評価を下すしかない状況となるので厳しい状況になったというのが大方の評価です。

また、数値で結果が見える仕事は良いですが、そうではない仕事の場合、何を評価してよいかわからない状態に陥っている職場もあります。

今までは目の前で仕事をしている様子を見ている人がいた為、「頑張っているのは見てるよ」という状態で過程の姿を評価されました。

しかし、テレワークで仕事の状況が見えない環境の場合、上記のような頑張っている姿は見えません。

従来の評価基準が通用しなくなった今、新たな価値観と評価基準が必要な時代となっているのです。

その5 通勤がない事による不調

テレワークになってみてわかった事が意外に通勤って重要だったよね。という事。

通勤中に歩いて移動している事自体が、運動不足の解消になっていたり、リフレッシュになっていたりする人も一定数いたという事です。

テレワークでずっと家にこもっていると体と脳に対する刺激がなくなり、段々と仕事の効率が落ちてくるのは当たり前の話なので、通勤がない分はどこかで動くようにし、ウォーキングを取り入れるようにしましょう。

慣れてきたらランニングや縄跳び、筋トレもおすすめですよ。

その6 会社の制度不足

テレワークになり自宅で仕事をする事で、従来の制度では対応しきれない範囲の事を考える必要が出てきました。

例えば通勤がなくなるから通勤手当は不要になりました。

一方で、自宅には無制限のインターネット回線が必要になったり、電気代や食費が余計にかかったりと一般的な給与形態や補助で成り立たなくなってきています。

そんな状態に対応するため、徐々にテレワーク補助費を導入したり、通勤手当をなくしたりと様々な制度改革が行われています。

テレワークが増える事でオフィスが不要になったり、縮小したりといった事も出てきましたので、これからはもっと多様な制度が出てくるでしょう。

その7 作業環境が整っていない

自宅は本来憩いの場。

突然のテレワークで仕事をする場所がなく、本来仕事をする場所ではないスペースで仕事してる人もまだまだ多いです。

子供と一緒に生活している人がリビングで作業していたりすると、なかなか仕事にならなかったりしますよね。

また、本来長時間座る場所じゃない所で座り続ける事で腰を痛めたりと作業に適していない道具を使う事の弊害があったりします。

その8 人と会わない生活の限界

これが一番の弊害かもしれませんが、やはり人と会わない生活が続くと人間は病みます。

現に自粛に入ってから精神的な不調を訴える人が増加している傾向にあり、普段とは違う生活のストレスによりコロナ離婚や破局も増加傾向にあります。

一方で出生率は増加しそうなので、コロナベイビーなる現象が起きそうな状況にもなってきていますが、適度に人と会う生活の方が人間の精神は健全なのです。

人と会わない生活がしんどい人が多い事もテレワークより出社派が一定数いる事の要因になってますので、バランスの良い働き方の模索が続きそうです。

まとめ

コロナによる急激な環境変化でテレワークという新たな働き方が急激に浸透しました。

本記事でお伝えした課題8つはその変化により出てきた必ず解決しなければならない問題点です。

今後、日本がグローバルに活躍していくためにもテレワークという働き方に対する理解は必須なため、社会全体で課題を解決してテレワークを浸透させたいですね。

次回は解決編を書こうと思います。

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