客先常駐企業の帰社日の実態!意味があるようでない帰社日に要注意!!

客先常駐エンジニア。

月に1回の帰社日以外はほぼお客様先に常駐して仕事を行うエンジニアの事である。

SESが有名になった結果、客先常駐という言葉も有名になったし、日本のエンジニアの中でもSI系のエンジニアであればほとんどが客先常駐エンジニアという実態は否めない。

そして客先常駐エンジニアの中でも問題視されているのが月1回の帰社日。

月1回帰社する事により帰属意識を高めたり会社内で問題共有したりするという話だが、

実態として意味あるのか?

という話なのだ。

実際、月1回の帰社日が必要ないという条件を転職条件にしているエンジニアもいる程、意味ないと思っているエンジニアも多い。

では、月1回の帰社日では何が行われて何が問題なのか?そういったイベントがない企業はないのか?という観点で本日はお話ししていこうと思う。

月1回の帰社日で行われる事とは?

月1回の帰社日で行われている内容が何かと言うと、だいたいどこの会社も

  1. 現場で関わっている仕事の内容を共有する
  2. 現場の状況を報告する事で課題がないか確認する

という事である。

定期的に帰社する事によって帰属意識を高めるという目的を持っており、帰社日に帰らないエンジニアは評価が下がる会社もあるぐらいだ。

そんな帰社日については結構問題も多く、企業によっては全く機能していない場合があるので要注意だ。

帰社日の問題点とは?

帰社日というのは現場に入っているエンジニアからとったら決して嬉しいものではなく、むしろ億劫な事も多い。

現場のエンジニアからして大きく問題となっているのは以下の観点だ。

  1. 帰社日の現場調整が面倒で手間
  2. 時間外に帰社するのが面倒だし早く家に帰りたい
  3. 帰社しても意味のない話ばかりで時間の無駄
  4. 自社が現場からも自宅からも遠くて面倒
  5. 参加したくもない飲み会が発生する可能性あり

帰社日の現場調整が面倒で手間

帰社日に合わせて現場作業を調整するのはエンジニア自身であり、誰かが調整してくれるわけではない為、それを面倒と思うエンジニアも実態として多い。

そもそも月1回の帰社日が現場の都合に合わせるために日中帯ではなく定時後である事も多く、強制的な残業を要される上に、帰社日に現場がトラブっていたら帰社できないなんて事もある。

現場からすると自社の都合であるだけにあまり関係のない話でもあるし、時と場合によっては調整しにくいという時もある。

大前提として調整が苦手なエンジニアも結構多い為、調整自体がストレスになっていたりするわけだ。

時間外に帰社するのが面倒だし早く家に帰りたい

帰社日を設けている会社の中には定時後に帰社する事を求める会社も多い。

定時後18時半とか19時頃から打合せ開始し、20時、21時ぐらいまで会議を行うという場合もある。

確実に家に帰るのが22時を超えたりと遅い時間になる事が目に見えている上に、後述するように内容が伴わなければ嫌気が指すというものだ。

また平日が難しいとの理由で、土曜日などの休日を帰社日として設定している企業もあり、単純に休日出勤で嫌気が指す場合もある。

こういった時間外労働が確実に入ってきてしまう事から、面倒だと思う実態がある。

そもそも客先常駐の場合、お客様先の都合によって遅くまで働いている事もザラであり、せっかく現場を早く上がれたのだから定時後を満喫したいというエンジニアも一定数いる。

そんな時に仕事で帰社しないといけない事に対してテンションが上がらないケースもあるので、注意しておいた方が良い。

帰社しても意味のない話ばかりで時間の無駄

帰社日に帰社して意味のある話をしているのかと思いきや、全然意味ない!!なんて事も多い。

現場の状況報告もほどほどに社内でよくわからない話ばかりが進められ、本当に現場のエンジニアを呼ぶ必要があったのか?なんていう事も往々にして起こる。

社内からのメール連絡で良い内容じゃないか?

とか

上層部の重要なのかなんなのかよくわからない話はもういいじゃないか。

といった感想を持つエンジニアも少なくない。

後述する帰属意識を高める為にやるはずが、逆に無駄な事やっているという不信感を生む事もあるという何とも言い難い話だ。

自社が現場からも自宅からも遠くて面倒

そもそも自社が現場からも自宅からも遠いからわざわざ行きたくないというエンジニアも一定数いる。

例えば東京本社の会社なのに現場も自宅も埼玉だとか、大阪本社の会社だけど現場も自宅も京都だとか。

そういったパターンの場合、自宅から現場は近いからいいけど、自社となると移動時間もかかるし面倒だなと思うのも納得だ。

この場合は自宅と自社の位置取りの関係になる為、入社前にある程度想定がつく部分もあるのだが、入社前に知らされていないケースも多いのでここに不満を抱く人がいるのも納得である。

まあこの観点からいくと、SES企業だけでなくSI企業なんかも定時後に自社に戻るなんていうのはザラなので、客先常駐だからという話だけではなかったりもする。

参加したくもない飲み会が発生する可能性あり

せっかく自社に集まったのだからという理由で会議後に飲み会をするという会社も一定数いる。

長い会議が終わったと思ったら、飲み会か。。。

といった状況である。

決して飲み会がダメだという話ではないのだが、定時後に長い会議をした後、そこから飲みに行くのは結構ハードである。

それだったら飲み会を19時ごろから設定して、その中で状況共有すればよい話だったりするし、そちらの方がリラックスして色んな話もできるというものだ。

もちろん断れるなら良い。でも断る事自体が億劫な場合も多いし、断る事によって社内評価に影響あるかも?とか余分な事を考えてしまうので断れない人も多いのだ。

帰社日のメリットは?

ここまでは帰社日の問題点やデメリットばかりをお伝えしてきたが、一方で帰社日のメリットというものもある。それが以下だ。
まあ正直な話、メリットはそこまでないのでは?というエンジニアが多いのだが、それでもメリットと言えばメリットだと言える点を以下にあげる。

  1. 会社の一員だという意識を持ち状況を知る事ができる
  2. 社内メンバーと顔見知りになれる

会社の一員だという意識を持ち状況を知る事ができる

客先常駐になると社内の状況がほとんどわからない事が多く、知れたとしてもメールが回ってきたり個別に連絡がきたりといった話ぐらいだ。

その為、社内の状況を知るには社内に戻るしかないわけで、戻る事で知らなかった情報がわんさか手に入る可能性がある。

せっかく会社に所属しているので、社内の情報は知っておいて損はないし、自社がどんな方向性に向かっていくのか?を知る事で将来どんな会社になっていくのか?もわかる。

また、自分が入っている現場に対して自社がどのように思っているのか?という事も合わせて情報入手できると、今後の方向性も見えてくるので自分の立ち位置もわかる。

そうなると自分の立ち位置や会社における今後の方向性というのが見えてくるので、自分が将来どうなるかもわかるようになってくる。

必ずしもプラスの判断に繋がるとは限らないが、自分の立ち位置を見極める事で自分の将来設計にも役立つ。

社内メンバーと顔見知りになれる

客先常駐をしていると常駐先メンバーしか知らなかったりするので、社内に帰ってくると新鮮なメンバーと出会う事ができるのも一つのメリット。

他の現場に入っているエンジニアと色んな情報交換もできますし、上層部と仲良くなる機会とも言えるので参加しておいて損はない。

ここで重要なのは、社内メンバーと仲良くなる事は必ずしも今にプラスになるかというとそうでもないという事。

これはマイナスになるという話ではなくて、今現在すぐに役に立たずとも、将来的に役に立つ可能性があるという事だ。

社内メンバーと知り合って関係性を作っておく事によって、将来的に自分が会社の中で役職が上がった時、転職して他の会社に行ったときなどに連絡を取る事ができるのとできないのとでは大きな違いがあるのだ。

客先常駐は大手企業もやっているが扱いが違う

常駐案件って大手企業もやってるじゃないか?

と思っているアナタ。

大手企業の場合も確かに常駐される場合も多いが、契約体系が必ずしも準委任契約や派遣契約とも限らないため、実態が違う事も多い。

例えば一括契約の請負契約で納品物を元に売上金額を頂いている企業もあるので、そういった場合は自社へ仕事を持ち帰る事もできるし、常駐する必要性はない。

場合によっては、お客様の都合にあわせてメンバーを常駐させているという事もあるが、それはあくまでお客様との契約で成り立っている話である。

よって帰社日とか関係なく自社に帰る事もできるし、特に稼働時間で売上を上げるといった事をしていない事も多い。

大手と中小では契約体系が違う場合も多いし、やはりSESとして常駐契約を結んでいるのは金銭的な体力のない中小企業がメインであるという事だ。

NTTデータやIBM、日立、富士通など日本を代表する名だたる企業達はそんな契約を結ばなくても企業を持続する体力がある中で、あえてお客様との都合によって契約を変更しているというわけだ。

帰社日と客先常駐が嫌ならWeb系へ

帰社日とか客先常駐とかが煩わしい場合、現在主流とも言えるWeb系企業や受託開発をメインにしている企業に就職すると良い。

特に受託中心もしくは自社サービスを作っている企業であれば、客先常駐を行っていない会社も多いし、悩みからも解放される。

自社サービス会社への転職は一見すると難しいように見えるが、案外と自社サービスを作っている企業も多いし、何より人手不足のIT業界において現在主流で人気のある企業がたくさん揃っている。

またWebサービス系の企業の場合は大小さまざまなお客様が多く、それなりの技術を要求される事もあるがやりがいは大きい。

現在の主流に乗っていきたいならWeb系と呼ばれる企業や自社開発企業に就職し、腕を磨いていこう。

マイナビIT AGENT
5

転職エージェント大手のマイナビがIT業界の求人に特化したサイトが「マイナビIT Agent」
IT業界の大手企業からベンチャー企業まで様々な企業を提案してくれる為、自分の希望に合った企業が見つかる可能性が高くておすすめです。

レバテックキャリア
4

IT業界特化で15年の実績があるレバテックキャリア。
IT業界に転職するならやっぱり実績があるエージェントを頼りたい!という人におすすめ。
何よりエンジニアの支援を別事業で行っているからこそIT業界に詳しく、SES事業にも詳しいので話が伝わるエージェントです。
将来を見据えたキャリアプランの相談も可能なので、IT業界で転職予定なら必ず登録して話を聞いておきたいエージェントのうちの1つになります。

また現時点でのスキルに不安がある場合は、プログラミングスクールで腕を磨く事も視野に入れておくと今後の備えになるので、検討してみると良いだろう。

関連記事

エンジニアが人気の職種となったお陰か、最近はプログラミングスクール戦国時代と言っても過言ではない状態となりました。あらゆる企業がプログラミングスクールを運営しているので、どこのスクールに入ろうか迷う人も非常に多いと思います。[…]

まとめ:帰社日が機能していない企業もある事を推して知るべし

帰社日は自社に戻って業務報告をする大切な日だ。

何よりも自社で他の案件の話を聞くことで勉強になる事もあるだろうし、現場では聞けない話も聞けるだろう。

一方で帰社日が機能していない企業もあるという事を肝に銘じながら、よくよく会社との付き合い方を考えていってほしい。

少なくとも帰社日が機能していないなら、フリーランスになっても一緒だろうし、転職も視野に入れて動いた方が後々の為だ。

最新情報をチェックしよう!