客先常駐企業の帰社日の実態!意味があるようでない帰社日に要注意!!

客先常駐エンジニア。
月に1回の帰社日以外はほぼお客様常駐﨑で作業を行うエンジニアの事である。
SESが有名になった結果、客先常駐という言葉も有名になったし、日本のエンジニアの中でもSI系のエンジニアだればほとんどが客先常駐エンジニアという実態は否めない。
そして客先常駐エンジニアの中でも問題となっているのが月1回の帰社日。
月1回帰社する事で帰属意識を高めたり会社内で問題共有したりするという話だが、
実態として意味あるのか?
という話なのだ。
月1回の帰社日で行われる事とは?
月1回の帰社日で行われている事については、だいたいどこの会社も
関わっている仕事の内容を共有する
現場の状況を報告する事で課題がないか確認する
という事である。
そして定期的に帰社する事によって帰属意識を高めるという目的を持っている。
そんな帰社日ではあるが、結構問題も多く、企業によっては全く機能していない場合があるので要注意だ。
帰社日の問題点とは?
帰社日というのは現場に入っているエンジニアからとったら決して嬉しいものではなく、むしろ億劫な事も多い。
そもそも月1回の帰社日が現場の都合に合わせるために日中帯ではなく定時後である事から、強制的な残業を要される上に、帰社日に現場がトラブっていたら確実に帰社しないなんていう事にもなりかねない。
また帰社して報告したとしても大した議論にもならず、その後単に飲みにつれていかれるだけ
なんて状況に嫌気がさしている人が多い企業というのも結構あるという事を覚えておいた方がいい。
もちろん帰社日にはしっかりとミーティングし課題共有している企業もあるし、自社へ仕事を持ち帰れる企業だってあるので帰社日を押す企業の全てがダメとは言わない。
だからこそ、入社する企業の特性はしっかりと下調べしてほしいし、できれば社員と事前に会う機会を設ける事をおすすめする。
現在はTwtterやfacebookなどで繋がる事もできるし、本サイトに問い合わせ頂ければ微力ながら助力させて頂くため遠慮なく連絡してほしい。
客先常駐は大手企業もやっているが扱いが違う
常駐案件って大手企業もやってるじゃないか?
と思っているアナタ。
大手企業の場合も確かに常駐される場合も多いが、契約体系が必ずしも準委任や請負とも限らないため、実態が違う事も多い。
例えば一括契約で納品物を元に売上金額を頂いている企業もあるので、そういった場合は自社へ仕事を持ち帰る事もできるし、常駐する必要性はない。
ただ、お客様の都合にあわせてメンバーを常駐させているという事もあるというだけだったりする。
よって帰社日とか関係なく自社に帰る事もできるし、特に稼働時間で売上を上げるといった事をしていない事も多い。
大手と中小では契約体系が違う場合も多いし、やはりSESとして常駐契約を結んでいるのは金銭的な体力のない中小企業がメインであると覚えておくと良い。
NTTデータやIBM、日立、富士通など日本を代表する名だたる企業達はそんな契約を結ばなくても企業を持続する体力があるわけだ。
帰社日と客先常駐が嫌ならWeb系へ
帰社日とか客先常駐とかが煩わしい場合、現在主流とも言えるWeb系企業に就職するのがおすすめだ。
自社サービスを展開している企業も多いし、何より人手不足のIT業界において現在主流で人気のある企業がたくさん揃っている。
またWebサービス系の企業の方が大小さまざまなお客様が多く、独立しやすいといったメリットもある。
現在の主流に乗っていきたいならWeb系と呼ばれる企業に就職し、腕を磨いていこう。
また現時点でのスキルに不安がある場合は、プログラミングスクールで腕を磨く事も視野に入れておくと今後の備えになるのでおすすめ。
[clink url=”https://itengneer-navi.com/programing-school-hikaku/”]まとめ:帰社日が機能していない企業もある事を推して知るべし
帰社日は自社に戻って業務報告をする大切な日だ。
何よりも自社で他の案件の話を聞くことで勉強になる事もあるだろうし、現場では聞けない話も聞けるだろう。
一方で帰社日が機能していない企業もあるという事を肝に銘じながら、よくよく会社との付き合い方を考えていってほしい。
少なくとも帰社日が機能していないなら、フリーランスになっても一緒だろうし、転職も視野に入れて動いた方が後々の為だ。
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