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インフラエンジニアはきつい?10年選手のエンジニアが語るきつい理由

インフラエンジニアのきつい仕事はなくなっていく?

ここまでインフラエンジニアのきつい仕事についてお話してきましたが、近年は上述したようなきつい仕事は徐々になくなってきています。

その理由がクラウドサービスが台頭してきている事です。

近年ではAWSやGCPといったクラウドサービスを採用し、企業内にサーバーを持たない企業が増えてきている事から、上述したようなサーバールームでの仕事やキッティング、製品バグに直面する機会が減ってきています

性能問題についてもサーバー機器の高性能化やクラウド環境におけるスケールアウトが簡単にできるようになっているお陰で発生する頻度が減りました。

よって上述したようなきつい仕事自体がなくなってきている現状がありますし、今後はますますなくなっていくものと思われますので気にする必要がなくなってきています。

正直、クラウドの台頭によりインフラエンジニアがやる事も変わってきたというのが現在の状況です。

今からインフラエンジニアを目指す場合や仕事として従事する場合はクラウドの知識は必須となりますし、今後必ず必要になり重宝される分野でもあります。

また、クラウドエンジニアは世間からの需要が大きく、年収も高くなる傾向がある為、正直プログラマーになるよりもメリットが大きいという面もあります。

このあたりのことは以下の記事に記載しているので、時間があれば読んでみてください。

サーバーエンジニアの将来性について現役インフラエンジニアが考えてみた

唐突ですが、今回はサーバーエンジニアの将来性というのを考えてみよう思います。新卒で入った某ベンダー企業ではインフラエンジニア、サーバーエンジニアと呼ばれる仕事はなくなるから覚悟しておいた方がいい。と言われ、とにかくイ[…]

インフラエンジニアのやりがい3つ

インフラエンジニアは一体どんなやりがいがあるのか?

ここでは筆者が思うインフラエンジニアのやりがいを3つお話していきます。

大小様々な仕事に関わる事ができる

大小様々な仕事に関わり、サービスの屋台骨を支える事がやりがいの1つです。

インフラの仕事はサーバー1台構築する仕事から大規模システムのインフラまで、大小様々な仕事をする機会があります。

パソコン1つをサーバー代わりに利用する企業もあれば、数百台のサーバーで大規模システムを動かしている企業の仕事を行う事もあるので、本当に同じ仕事か?と思う事もあります。

大規模Webサービスを動かしている企業であれば、たくさんのアクセスをさばく為に性能設計やチューニングを行うインフラエンジニアが活躍し、日々業務を守るわけです。

あのGoogleやAmazonだってクラウドサービスを提供する為のインフラが存在していますし、大小様々な企業のインフラを支える仕事をできるのがインフラエンジニアのやりがいでもあります。

様々なハードウェアに触れる事ができる

インフラエンジニアはサーバー、ネットワーク機器、端末など実に様々なハードウェアに触れる機会があります。

中には個人ではなかなか触れる事ができない機器もありますので、それらを触る事ができるのもやりがいの1つでしょう。

環境を作れば誰でもできるプログラミングとは違い、インフラの機器というのは個人宅には入れれないものも多いため、仕事をしている感覚が強いです。

ちなみにベンダー系の技術者は自社が持つ製品をはじめ、深い知識を持ちながら業務に臨み、企業のインフラ技術者であれば様々なベンダーの製品の広い知見を持って仕事を行っていく事になります。

早い段階から案件を任せてもらえる

インフラエンジニアはアプリ開発と比べると少人数で案件に臨む事が多いため、比較的早い段階から案件リーダーを任される事が多いです。

アプリ開発の場合、そこそこの規模でも数人のエンジニアが参画しますが、インフラの場合は1人で臨む事も多くあります。

その為、インフラエンジニアの場合は早い段階からそれなりの知見を持って仕事に臨む事が求められます。

インフラエンジニアは資格が有効な職種

インフラエンジニアはアプリエンジニア以上に資格が役に立ちます。

基本情報技術者や応用情報技術者といった情報系資格はもちろんの事、以下のようなベンダー資格は分野特化したエンジニアとしての知識を裏付けるのに役立ちますので、未経験からエンジニア転職を目指す場合でも頑張れば評価してくれます。

アプリエンジニアより資格で知識を示す事ができる職種になりますので、勉強すればするほど評価される珍しい職業とも言えます。

未経験からエンジニアを目指そうと思っている人にとっても、経験者との差を埋めるのに資格を使う事ができるという明確な道筋が示されているありがたい職種とも言えますね。

資格を取得する事が年収アップや昇進の条件になっている会社も多いため、資格取得を頑張るメリットも多いですよ。

以下に取得すると特にメリットが大きいベンダー資格について紹介していきたいと思います。

AWS認定資格

クラウドの代表格であるAWSの認定資格。

マルチクラウドと言われる時代の現代において、クラウドに関する知識を持っているエンジニアは必ず重宝されます。

こちらは実務経験がいるものの、キャリアアップする為の資格としては十分に効果がある資格です。

AWSをはじめとしたクラウドサービスは日々情報がアップデートされていますので、それらの情報を確かな知識として学んだ裏付けがされる認定資格は世間的にも評価が高いです。

AWSの設計、運用、保守ができるエンジニアは重宝される為、最もおすすめできる資格のうちの1つです。

Google Cloud認定資格

AWSと同じくGoogle Cloudも認定資格を発行しています。

GCPについても近年採用する企業が増えてきている為、決して無視ができない状況になりつつあります。

AWSと同様にGCPについての深い知見を持つエンジニアも重宝される為、取得を目指してみてはいかがでしょうか?

シスコシステムズ認定資格

インフラエンジニアn中でもネットワークエンジニアを目指すなら取得しておきたいのがCCNA(Cisco Certified Network Associate)。

ネットワーク機器では群を抜いて有名なシスコシステムズの製品に関するベンダー資格です。

ネットワークの基礎知識を持っている事の裏付けになる資格ですので、ネットワークエンジニアを目指すなら絶対に取得を目指したい資格の1つです。

Linux技術者認定試験(LPIC)

Linux技術者としての知識を裏付けるLPIC。

正式名称はLinux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)の為、英語名を略してLPICとなります。

Linux OSは分野を問わず様々な業務インフラで利用されていますので、Linuxが利用できる技術者という意味で世間一般に通用する資格です。

Linuxを正確に理解しているエンジニアは意外と少ない為、取得がそこまで難しくない割には評価が高い資格なのでインフラエンジニアとして取っておきたい資格の1つになります。

LPICは世界標準で評価される資格になりますので、世界的に認知度が強いのも大きな魅力です。

Oracleマスター

Oracleマスターは世界的データベースであるOracleデータベース関連の資格です。

ベンダー資格の中ではかなり高額な資格になりますが、業務システムに使われているデータベースの中で最も有名といっても過言ではない為、取得しておいて損はない資格になります。

データベースを覚えておくと仕事に困る事がないという観点からも、取得せずとも勉強しておくと良い分野の1つですね。

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